バドミントンを指導したことがない未経験コーチがやるべきこと
中学や高校など部活で顧問になり、初めてバドミントンを指導する場合、バドミントンという競技がどんなスポーツか知ることが必要です。
そのためには、書籍やインターネットで情報収集することをおすすめします。
国際大会で強い選手の試合を動画で視聴するのも勉強になると思います。
バドミントン特有の技術を少しずつ学んでみてください。
バドミントンの指導理念について
試合は勝たないと意味がない?
試合は勝っても負けても結果がでます。
その結果に対して、原因を分析することが大切です。
負けた場合、なぜ負けたか原因が必ずありますので、その原因を考察することに意義があります。
選手それぞれ目標をもって努力していますが、試合に勝つことだけを目標にしているわけではないはずです。
自分の課題を克服しようとしたり、技術を身につけようと日々真剣に練習に取り組んでいます。
試合に勝つことは素晴らしいことですが、たとえ試合で負けても、これまでの努力が全て無駄になるわけではありません。
なぜなら目標に向かって努力する習慣こそが、バドミントンの選手生活が終わった後でも役に立つからです。
運動が苦手な選手を強くするためには?
生徒の中には、運動が得意な生徒もいれば運動が苦手な生徒もいます。
運動が苦手で、成功体験が少ない生徒を指導する場合、固定観念を打ち破って、自信をつけさせることが大事です。
生徒自身悩んでいたり、バドミントンに対して苦手意識をもっている可能性がありますので、できることを少しずつ増やして、着実に成長を実感できるように指導してみてください。
例えば、打てなかったショットが練習で打てるようになったり、筋力トレーニングの数値を更新したり、練習でレベルを一つ一つ上げていくことで苦手意識を改善できます。