レシーブの打ち方のコツ
バドミントンで、スマッシュを打ちこまれた時に、ネット際に打つショートリターンと、奥に飛ばすドライブリターンの2種類の返球パターンがあります。
シングルスではショートリターンが多く、ダブルスでは前衛のわきを抜くように打つ、ドライブリターンが効果的です。
レシーブはとにかくシャトルにさわることが重要です。
シャトルが飛んでくるコースに走り込み、ラケットを突き出します。
フットワークで素早く対応できれば、コースや球種も打ち分けることが可能です。
レシーブはフォアハンドよりバックハンドの方が広く守れるので便利です。
もちろん、フォア側に来るとわかっている場合は、フォアハンドで対応します。
どちら側に来るか予測できない場合は、守備範囲の70%以上をカバーできるバックハンドでレシーブするつもりで、備えることをおすすめします。
スマッシュレシーブのショートリターン
相手がコートの中間や後ろからスマッシュを打ってきた時に、ネット際に返球して走らせるのが基本です。
ただし、相手もそれを読んで連続攻撃してきますので、コースを打ち分けることが求められます。
ネット前に落とすには、ラケット面に当てるのではなく、ラケットを引きながら打つのがポイントです。
インパクトの時に、シャトルの上からラケット面をかぶせるように振り抜くと、シャトルが浮くのを抑えられます。
スマッシュレシーブのドライブリターン
体の正面でシャトルを呼びこめる位、体勢に余裕がある場合は、攻撃的なドライブリターンをしかけることができます。
特に前衛のいるダブルスで有効です。
構えているときに、かかとが浮いていると、スムーズに1歩目が出せます。
スマッシュはスピードがあるので、狙ったコースにラケットを当てるだけで返球可能です。
シャトルが浮かないようにするために、フォアハンドの時は、人差し指をグリップにまきつけて内側に回し、バックハンドの時は、親指でグリップを押し出すように外側に回します。