ドロップの打ち方のコツ

バドミントンのドロップは、クリアやスマッシュと同じフォームでとらえたシャトルが、ネットを飛び越えたとたん、急落下するショットです。

 

相手を前後にゆさぶるのに効果を発揮します。

 

相手をコートの奥に追いやった場面で特に有効です。

 

鋭いラケットの振りから、柔らかいタッチでシャトルが繰り出される形になりますので、いかにコントロールするかがポイントになります。

 

ラケットを振りかぶる瞬間、相手にスマッシュやクリアをイメージさせることが成功のカギです。

 

フェイントをかけるために、威嚇する感じで大きくテイクバックをとることもできます。

 

そしてインパクトの時は、一瞬「ため」をつくることが大事です。

 

クリアが「1、2、3」のタイミングなら、ドロップは「1、2の、3」のタイミングで「ため」をつくります。

 

クリアより少し前に打点をとり、インパクトの瞬間、腰のひねりを止めて、力を抑えることが必要です。

 

ラケット面はシャトルに真っ直ぐ当てる形で、インパクトの瞬間に力を抜いて、シャトルを押し出す感じで打ちます。

 

力をためた大きいフォームで相手を身構えさせた上で、一転して力を抜き、ネット際にシャトルを落とすのがドロップの特徴です。

 

 

シングルスなら、相手が下がり気味の場面でネット前に落とすと効果的です。

 

ダブルスなら、相手の陣形を崩すことを目的に、2回同じ所に打って相手を前に誘うこともできます。

 

 

ドロップが落ちない原因は?

ドロップが落ちない原因は、インパクトの時に力が入りすぎているからです。

 

力の抜き方の目安として、クリアの3分の1位の力で打つのがおすすめです。

 

ポイントは腰のひねりを途中で止めること、そしてグリップを軽く握る感じでスイングしてみてください。

 

 

バドミントン日本代表選手が取り組む、効果的な練習法とは?

バドミントン日本代表の「桃田賢斗」選手を知っていますか?

2018年世界バドミントン選手権で金メダルを獲得し、
日本男子史上初となる男子シングルスの世界ランキング1位に就きました。

中西洋介コーチは、2017年から日本代表コーチとして桃田賢斗の指導にあたっています。

桃田選手が活躍した理由は、
試合で勝つための適切な練習にあります。

効率良く実力がつく練習法とは?

具体的な練習メニューは動画でわかりやすく紹介されていますので、
興味のある方は、一度ご覧ください。

>>こちら