素振り練習の基本
バドミントンの基本動作を身につけるために、素振りが有効です。
変なクセがつかないように、正しいフォームを習得しましょう。
素振りは1人で練習できるのも大きなメリットです。
オーバーヘッドストロークの素振り
オーバーヘッドストロークの素振り練習で、注意点が3つあります。
ひとつは肩を回すこと、二つ目はヒジを下げないことです。
そして三つ目は、インパクトの時にラケット面が正面を向くように意識することです。
ラケット面が傾いていると、シャトルを打ったときにコースが安定しません。
【素振りの方法】
- 足は肩幅より少し広めに開きます。
- 左手を軽く上げて、右ヒジを45度位の角度に曲げて、テイクバックを取ります。
- 腰から上体をひねるように体を回転させて、ラケットを振ります。
サイドアームストロークの素振り
サイドアームストロークは、フォアハンドとバックハンドの素振り練習です。
腕の振りとリストスタンドをしっかり身につけましょう。
ヒジを軽く曲げてリストスタンドして、ヒジから先で打つことを意識してスイングします。
リズム良くステップして、バランスを崩さないように注意が必要です。
足を踏み込んで腰の回転を指先に伝えることが大切です。
【素振りの方法】
- 足は肩幅より少し広めに開きます。
- フォアハンドは右足を軽く一歩踏み込みながら、ラケットを振ります。腕とヒジが伸びきらないように注意してください。
- バックハンドは、グリップエンドからシャトルを狙う感じでインパクトします。右足をクロスさせるように踏み出してスイングします。
アンダーハンドストロークの素振り
ネット際に落ちてきた球を打ち返す時にアンダーハンドストロークを使います。
足の動きと体全体を連動する動きが大切です。
上体が前につっこむことがないように、まっすぐ上体が立っている体勢で行ってください。
【素振りの方法】
- 体を正面に向けて、軽くヒジを曲げて体の前でラケットを構えます。
- シャトルが落ちてくる方向に右足を一歩前に踏み出し、リストスタンドした状態で、コンパクトにスイングします。
- バックハンドも同様に、シャトルが落ちてくる方向に一歩足を踏み出して、コンパクトにスイングします。